ヴァルトアインザームカイト　Waldeinsamkeit　森のなかで・・・。

私の仕事部屋は、所狭しといろいろなものがあります。

部屋の真ん中には、
作業台として使っているアンティークのテーブル。
使い古した木の天板、なめらかな風合いが大好き。

左右には、主にプリザーブドフラワーの収納棚。
光が入り込まないよう、手作りのカーテンをかけています。

作業台の向かい側は撮影スペース。
フランスで使われていたというアンティークのミシン台の
ミシン部分を外し、天板をのせたテーブルでいつも撮影しているんですよ。

あと、天井にはドライフラワー。
新鮮な植物を仕入れて、作業部屋で乾燥させています。
葉物が多いですね。

このドライフラワー、
花材としてだけでなく、私の心も潤してくれるスグレモノ★

近づくと、木々の香りが漂って、
目を閉じると、まるで森のなかにいるみたい・・・。

突然ですが・・・。
「ヴァルトアインザームカイト」というドイツ語をご存知ですか？

この言葉は翻訳が難しいのですが、
「Wald（ヴァルト）」が森、
「Einsamkeit（アインザムカイト）」が「一人でいること、孤独」という意味だとか。

この2つを合わせているので、
「ヴァルトアインザームカイト」は「森の中で一人きりになっている気分」という意味になるそうです。

この言葉を知ったとき、
森の中を気ままに散策し、
木や葉っぱの香りの漂う新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、
心が自由に解き放たれている自分を想像しました。

実際この言葉は、
自然との繋がりを強く感じて、リラックスしているような瞬間の事も指すそうです。

もしかしたら、私、
毎日仕事部屋で「ヴァルトアインザームカイト」をしてるかもしれませんね！
本物の森ではなく、イメージの中で・・・ですけど（笑）

この大好きな言葉、「ヴァルトアインザームカイト」と名付けたリースがこちら。

何種類もの葉や実ものを重ねて・・・。

森のなかに身を委ねリラックス・・・・。
そんなイメージです。